
この記事の要点
- UtaHimeは9月3日付で解散。公式は「Kohmi EXPO 2026」を最後の活動と案内していた。
- 2025年11月のメジャーデビューから約9か月、結成から約3年の区切りとなる。
- MOMOKA卒業後は2人で活動。今回の解散との直接的な因果関係は公表されていない。
目次
01 9月3日付で解散、発表からわずか5日
広瀬香美がプロデュースするボーカルユニット「UtaHime」は、2026年9月3日付で解散した。8月29日の公式発表では、同日の「Kohmi EXPO 2026」出演を最後の活動とすると案内していた。
会場は東京・LINE CUBE SHIBUYA。解散の告知から区切りの日まで、わずか5日だった。2025年11月26日のメジャーデビューからは約9か月。ようやくメジャーの舞台へ立ったユニットが、1年を待たずにグループ活動を終えることになった。
02 公式が説明したのは、2人それぞれの音楽の未来
公式は、SAYAKAとNONOKAが自身の音楽に向き合う中で、グループとしての活動を考え直す時期を迎えたと説明。広瀬と2人で話し合いを重ね、それぞれの今後を熟考した末の決断だとしている。
公表された説明はここまでだ。規約違反やメンバー間のトラブルなどは発表されておらず、短い告知期間を理由にスキャンダルへ結び付けることはできない。
03 2023年のオーディションから始まった3人
UtaHimeの原点は、2023年にHuluで配信されたオーディション番組「歌姫ファイトクラブ!!」。広瀬が選んだMOMOKA、SAYAKA、NONOKAの3人で活動が始まった。
当初の名義は「Uthm」。同年10月にプレデビューEP「Reach for the stars」を発表し、12月には初のワンマンライブを開催した。その後も個人の活動やレッスンを重ね、2025年に「UtaHime」へ改名。同年11月26日、「FIGHT SONG」でビクターエンタテインメントからメジャーデビューした。
04 MOMOKA卒業を経て、3人から2人へ
最初の大きな体制変更は2026年5月だった。MOMOKAこと上田桃夏は、5月31日のFM大阪「Tears And The Spotlight」出演を最後に卒業した。
公式が挙げた理由は、ソロ活動が増え、グループ活動との双方に十分な力を注ぐことが難しくなったというもの。卒業後はSAYAKAとNONOKAの2人体制で活動を続けると明記されていた。
| 時期 | 主な動き |
|---|---|
| 2023年 | オーディションを経て結成。Uthm名義で活動開始 |
| 2025年11月26日 | 「FIGHT SONG」でメジャーデビュー |
| 2026年5月末 | MOMOKAが卒業。SAYAKA・NONOKAの2人体制へ |
| 2026年8月29日 | 解散を発表 |
| 2026年9月3日 | 公式が示した解散日・最終活動日 |
05 「デビュー9か月」だけでは見えない準備期間
このプロジェクトを、ただ「短命だった」と片付けるのは早い。メジャーデビューの前には、オーディションから約2年の準備期間があった。
ビクターの公式インタビューでも、3人は個々の声を磨くだけでなく、一つのハーモニーとして合わせる難しさを語っていた。育成、ソロ活動、再集結を経て、ようやくメジャーデビューへ到達したユニットだった。
長い時間をかけて歌を磨くことと、グループという形を続けられることは別の課題だ。今回の解散は、その違いを改めて浮かび上がらせる。
06 2人体制で継続の発表から、約3か月で解散へ
MOMOKAの卒業から約3か月で、残った2人もグループ活動を終えることになった。「3人→2人→解散」という短期間の変化は、UtaHimeの歩みを振り返るうえで外せない。
ただし、MOMOKAの卒業が解散の原因だったと結論付ける根拠はない。2人が考え直した背景や、具体的な事業上の判断について、公式は詳細を明らかにしていない。
言えるのは、メンバーそれぞれの音楽を尊重することと、ユニットを維持することの両立が、短い期間のうちに二度問われたということだ。これは才能の有無だけでは説明できない、グループ運営の難しさでもある。
07 最後の活動として示されたのは、広瀬香美のステージ
最後の出演先として公式が示した「Kohmi EXPO 2026」は、広瀬香美がプロデュースするイベントだ。公演情報にはUtaHimeのほか、Juice=Juice、ハラミちゃん、WHITE JAM、ポール・キム、REIKOらが名を連ねていた。
オーディションで見いだされ、広瀬のもとで育ったユニットは、最後もプロデューサーが作るステージを活動の区切りに選んだ。結成から約3年。その蓄積は、グループ名がなくなることと同時に消えるものではない。
UtaHimeとしての活動には幕が下りた。次に見るべきなのは、SAYAKAとNONOKAが、それぞれの名前でどのような音楽を届けていくのかだ。
↗
↗
↗